2016.5.6

今日の授業では、ベトナム戦争のビデオを鑑賞した。

私は、ベトナム戦争について、今まで勉強してきた戦争の中でも複雑な内容であったという印象を持った。世界を舞台にした国対国の戦争とは少し違って、国の中で2つに分裂し同じ国の人同士が対立する、またそれに加えて外側の国(アメリカ)が加わる。ベトナムのみの内戦であると思いきや、他の国が介入していて、それは主にアメリカだという記憶が強かったがアメリカ以外にも関係していた国もあり、それに日本も含まれていたということ知り、あらためてベトナム戦争について理解することができた。

ビデオを見て、アメリカがベトナム(人)にしてきたこと、ベトナム戦争について実際とは異なる情報を流していたこと、どのシーンも悲惨で惨憺たるさまだと感じた。ビデオでは、ベトナムでの戦争の様々な状況を写真に残す日本人の写真家が出ていたが、その人が撮った写真のいくつかに歴史の教科書で見たことのある写真があって、とても印象的だった。生々しい戦争の状況を、鮮明に移してあるもので戦争の現実というのをその写真を見ることで考えさせられるものだと思った。

私たちは、実際の戦争を見ることも感じることもできないけれど、戦争で起きた正しい情報を聞いて考えることはとても大切であるとあらためて思った。ベトナム戦争当時のアメリカは、実際に起きたこととは異なる情報を民衆に伝えていた。それは民衆が戦争について考える見方を変化させるものになりうるということに気づかされた。戦争の実態を見ることができない私たちのように当時のアメリカの民衆も同じであり、情報頼りに考えることしかできない。そして、その情報は真実のことでなければいけないし、真実の情報を伝える人たちがとても重要であると強く思った。ビデオの中で、大統領の反対を押し切ってありのままの情報を伝えたニュースキャスターの姿、とその勇気ある行動に感動した。情報は、真実でもたとえデマでも受け入れられてしまうとても影響力のあるものであるとあらためて実感した。

今回のビデオ鑑賞は、ベトナムについてまた戦争についてしっかりと向き合う貴重な時間であった。


2016.4.15

今日の授業では、ベトナムの食べ物・文化・交通・街並み・人々について考えたことを皆でシェアした。

今のベトナムのイメージと実際に行った後のイメージが、どのくらい違いがあるのかと考えると楽しみでもある。

また、Pecha Kuchaと旅番組を見て、ベトナムのイメージがより浮かびやすかった。私たちが訪れるホーチミンという場所は、バイクが沢山あって、とっても暑い場所で、バイクの煙と暑さでムシムシモアモアしてそうという印象をもった。バイクに乗ってる人は、マスクもしてる人も多くて、交通道路は空気が新鮮ではなさそうとも思った。

食べ物は、屋台みたいに外で売られてる物も多くて新鮮であるかは分からないけど、とても美味しそうだった。ベトナムは、物価が安いと聞いていたけど、お米の値段は日本よりはるかに安かったり、食べ物の値段がとても安価で驚いた。

アオザイという民族衣装は、ベトナム人が毎日着ているというイメージを勝手に抱いていたけど、特別な日や式典のみに着ることが多いと知った。日本の着物とアオザイの着用頻度が似ていて、日本とベトナムの共通する部分もあるのではないかとも考えた。

ベトナムについて、もっと検索してみたりテレビ番組を見たりすることで、より多くのことを知ることが出来そうと思ったので、個人的にもっと調べていきたいと思った。


今の時点で気になっているテーマは、ベトナム人の生活について興味があるので、より近い距離で体験するためにも、ホームステイのようなかたちで民家に泊まることが出来ないかなどを考えている。